970から2070へ買い替え
2015年に購入したパソコンがそろそろ限界に近づいていると感じたため、4年振りに買い替えを。ゲーミングPCの買い替え時期をネット検索してみると3~5年らしいので丁度良い頃合いか。また4年後にどうやって考えて買い替えたかを自分自身で思い返せるように、記録する。前回(2015年)もそうだし、今回(2019年)もなかなか良スペックを選んだつもりだけれども、いつのまにかついていけなくなってしまう。
限界に近づいている理由としては主にグラフィックスの話で、PCゲームをするための能力不足が見受けられる。これまでGTX970で頑張っていたが、「解像度高くして録画・配信するとカクつく(能力不足)」、「たまに映像が止まる(寿命?)」と困っている。また、今後やりたいと思っているPCゲームの推奨動作環境を調べてみると、FF14でGTX970、FF15でGTX1060、NieRでGTX980となり、もう頑張れない。
ということで、新しいパソコンを買う。グラフィックスをGTX970からRTX2070へ新調し、他の仕様は予算とにらめっこ。買い替え前後の仕様を比較しておく。機種はG-Tune。
買い替え前 | 買い替え後 | |
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購入時期 | 2015年7月 | 2019年4月 |
用途 | ゲーム(FPS) | ゲーム(FPS、MMORPG) 動画録画・編集 |
予算+α | 予算20万円 | 予算20万円 +静音性重視 |
価格 | ¥218,160 | ¥259,092 |
①モデル名 | NEXTGEAR i640GA5-SP2-W7-AVA |
NEXTGEAR-MICRO im620GA1-SP |
②ケース | NEXTGEAR専用 ハイグレードATXケース |
NEXTGEAR-MICRO専用 プレミアムM-ATXケース |
③OS | Windows 7 Professional 64ビット |
Windows 10 Pro 64ビット |
④CPU | Core i7-4790K | Core i7-9700K |
⑤CPUファン | 水冷CPUクーラー (Liquid Solution) |
水冷CPUクーラー (メンテナンスフリー型) |
⑥CPUグリス | ナノ・ダイアモンド サーマルグリス OC7 |
ナノ・ダイアモンド サーマルグリス OC7 |
⑦グラフィックス | GTX970 / 4GB | RTX2070 / 8GB |
⑧メモリ | 16GB (8GB×2) | 16GB (8GB×2) |
⑨SSD | 240GB | 512GB |
⑩HDD | 2TB | 1TB |
⑪電源 | 700W (80PLUS GOLD) | 700W (80PLUS GOLD) |
マザーボード | Z97 Express (ATX) | Z390 (Micro ATX) |
細かい選び方を書き連ねていく。
①モデル名
前回は拡張性を求めミドルタワーである「NEXTGEAR」を選択。しかし自分自身での拡張は、手間・面倒だと考え、しないことがわかった。今回はもう拡張性は必要ないので、サイズがもう少し小さくなり、価格も安くなる「NEXTGEAR-MICRO」を選択。あと四角い方がカッコ良い。
②ケース
初期選択。強化ガラスサイドパネルをカスタマイズで選択すると、サイドパネルの取り外しが楽になることでメンテナンス性が向上するらしく、またパソコンの中身が見えるようになる、が、必要はない。メンテナンス(掃除)なんて半年か1年に1回しかしないし。別に中身も見えなくて良い。むしろ見えないほうが良いのでは。
③OS
カスタマイズ選択。Proのメリットはリモートデスクトップ。今後使用するかしないかはわからないけれども。過去使用したときは便利だった。
④CPU
初期選択。そもそもi7-8700で良いのではと。カスタマイズできる場合でも無理にK版は選択しない。オーバークロックはよくわからないから使用しない。i7-8700ならもう1万円ぐらい安くなったかな。
⑤CPUファン
カスタマイズ選択。CPU冷却方式を空冷から水冷に変えることでCPUの温度が2~5℃下がるらしい。温度が下がればその分ファンの回転数も下がって静音性が高くなり静かになることを祈る。
⑥CPUグリス
カスタマイズ選択。グリス素材でCPUの温度が2~5℃下がるらしい。熱伝導率というのがシルバーは9.0W/m・K、ダイヤモンドは12.0W/m・Kで数値が高いほどCPUから熱を放熱しやすくなるらしいが、よくわかっていない。
⑦グラフィックス
初期選択。予算と相談してRTX2070を選択。グラフィックスは難しい。2060は買い替えにしてはあまり性能上がらないし、2080は高すぎる。コスパも良いといわれる70番台を選択。
⑧メモリ
初期選択。32GBにする理由が特になかった。16GBで足りなかったら増設。メモリ買ってマザボに取り付けるぐらいはひとりでもできるはず・・・。
⑨SSD
初期選択。予算と相談して妥協。ゲームをインストールばっかりすると意外とすぐ容量が足りなくなるが、足りなくなったら消すしかない。
⑩HDD
初期選択。予算と相談して妥協。ゲームを録画しているといつのまにか容量を1TB超えることはあったが、今回からは録画している動画を小まめに整理・削除するしかない。また、そもそもHDDに無限にデータを保存することはナンセンスなので、極力クラウド上にデータ保存できるように方針を変更。動画録画も配信を行いアーカイブすることで保存する。
⑪電源
カスタマイズ選択。予算と相談してやや妥協。電源効率は変換ロスした電源が熱に変わり、それを冷却するためにファンが回り静音性に関わるため、性能の良いTITANIUMが良かったけれども、GOLDで妥協。
こんな感じ。
最後にお金の話。ゲーミングPCはどれぐらいのお金がかかるかと計算してみる。キリ良く4年で24万円だとすると、1年で6万円、1カ月で5000円。これで次の4年を頑張る。